※この記事は前編の続きです → ▶ 前編|真夏のリクスーのままタイトスカートにかけた日
スカート外かけの直後——「スーツ、脱いでいい…?」
ソファに腰を下ろした彼女は、スカートの裾をそっと引き下ろしながら、小さくため息をついた。
「…ねえ、もうスーツ脱いでいい?中まで蒸れてきたし、さすがにムリなんだけど」
額にはうっすら汗。シャツの背中も湿り気を帯びて、夏の匂いが近くに漂う。
無言で、タイトスカートをめくる
俺は何も言わなかった。
黙って彼女の膝前に回り、タイトスカートの裾に指を差し入れる。生地は熱を含んで柔らかく、肌にぴたりと吸い付いている。
少しずつめくり上げていくと、こもっていた熱気がふわりと解放され、汗と体温、その奥の湿りまでが手に伝わる。
そのまま腰を寄せ、下着を指先で横にずらし、ゆっくりと押し当てる——。
「えっ…」驚きながらも、もう濡れている
彼女が短く息を飲む。
「えっ…ちょ、まだ脱いでない…」
けれど抵抗は続かない。
熱で柔らかくなったスーツの裏地越しに、彼女の体温が手の甲へと移ってくる。
すでに濡れきっていたのか、入口は驚くほどスムーズに受け入れた。
ゆっくり、深く。
タイトスカートの張りが腰に触れ、押し返すたびに布擦れの音が微かに鳴る。
「またスカートにかけていい?」—「それはダメ、中で」
動きが深くなるほど、彼女の呼吸は短く、熱くなる。
シャツの襟元に汗が滲み、ジャケットの肩口は体温で柔らかく変わっていく。
耳元でそっとささやく。
「……またスカートにかけてもいい?」
彼女は首を横に振った。視線は逸らさず、熱を帯びた声で短く答える。
「スカートはダメ。……中で」
タイトの張りと体温の狭間で、深く
タイトスカートの張力が腰を支え、押し込むたびにスーツの内側の湿りが広がっていく。
彼女は「スーツ、シワになる…」と小さくこぼしながらも、腰を逃がさない。
限界が、すぐそこに来ているのが互いに分かった。
許可のひと言と、解放
肩を抱き寄せると、彼女は目を閉じたまま、短く頷いた。
「……いいよ」
深く押し当てたまま、波が襲ってくる。
脈打つ解放の熱が、スーツの中にとどまり、彼女の指先が僅かに震えた。
「……ほんと、面接行けないじゃん」
息を整えながら、彼女はスカートの裾を直し、苦笑混じりに小声で言う。
「……もう。中まで出されたら下着もスーツもダメになるじゃん……ほんと、面接行けないよ」
それでも目尻は柔らかく、どこか満ち足りたように見えた。
こんな“着衣の温度”を分かち合える相手に出会えたら——